日高高校附属中学校(池田尚弘校長)の2年生40人は23日から25日までの3日間、御坊市などの13事業所で職業体験を行った。
 日高新報社では、学校でレポートを書くための参考にしたいという望月駿君が体験。初日は中原章雅営業部長の案内で新聞ができるまでの工程を見学し、2日目は記者に同行、3日目には同級生が体験している事業所を訪れ、取材にチャレンジ。北出病院とAコープひだかを訪れ、同級生の働く様子をカメラで撮影。インタビューも行い、仕事のやりがいや大変なところなどを聞きながらメモを取った。
 望月君は「限られた時間の中で毎日仕上げているのはすごいと思いました。取材体験では、電話でのアポ取り、担当者の方や同級生へのインタビューでとても緊張した。カメラ撮影もいろんな工夫があることが分かりました」と笑顔。「名刺交換や人と接するときの礼儀やマナーなど、とても勉強になり、学んだことを将来も生かしたい」と話していた。