芸術家らのIターン者が住む田辺市龍神村小家、「アトリエ龍神の家小家」で13日、作品観賞や飲食が楽しめるイベント「アート小家Oh yeah!」が催された。あいにくの雨にもかかわらず市内外から大勢の人が訪れ、作家らとふれあいながら作品を1点ずつじっくり観賞。「すごい作品ばかりで見応えがある」と楽しんでいた。
旧龍神村が芸術家らを呼び込んで村おこしにつなげる「龍神国際芸術村」構想を立ち上げ、その一環で「アトリエ龍神の家小家」が建設された。6世帯の住宅があり、現在は造形作家の溝端秀章さん、藍染め「計良」の計良容子さん、「エアブラシアートジャパン」の柴田友助さん、映像制作「扇松屋龍神」の中島英介さん、工房「蓑虫」切り絵師の蓑虫さん、食品加工と販売「CONSERVA(コンセルヴァ)」の金丸知弘さんが住んでいる。今回のイベントは住人6人が「アトリエを広く知ってもらい、触れあいの機会をつくりたい」と企画した。
各住宅は2階建てとなっており、1階部分に作家の作品を展示。市内外の事業所も出店協力し、飲食や雑貨、シイタケなどを販売するブースも並んだ。この日は朝から雨が降るあいにくの天候となったが、大勢の来場者が訪れて作品観賞や買い物を楽しみ、和歌山市から訪れた女性(45)は切り絵作品を見ながら「細かいところまで精密に仕上げられていて、素晴らしい作品」と感心していた。近くにある「がまの湯」の協力で、買い物客には同店で使える温泉割引券や食事割引券が贈られた。主催したアトリエ龍神の家小家は「今後もイベントを継続していきたい」と話していた。

