日高地方で開催中の地域活性化イベント、御坊日高博覧会(おんぱく)のプログラムの一つ、紀州鉄道の「きてつフェスタ」が、5月5日午前10時から紀伊御坊駅で開催される。
 日高高校の有志でつくる「わかやまクラフト」と紀州鉄道がコラボした初イベント。高校生たちが中心となって、子どもたちが楽しめる催しを企画した。
 駐車場スペースでは、輪投げ、段ボール列車、イラスト合わせのプレイゲームコーナーのほか、綿菓子(100円)、八ッ房の「紀鉄弁当」(500円と1000円)、フランクフルト、紀州鉄道グッズなどの販売がある。車庫前では、KR301号の車内をジャングルのように飾り、景品ありの宝探しゲームを用意。同じくキテツ2号車内では協賛企業のリコージャパンが、子どもたちが色塗りした電車の絵をスキャンしてプロジェクターに映し出す「動く3Dイラスト体験」を開催。紀伊御坊駅待合室では、オリジナルイラストやジオラマの展示を行う。メインの臨時号「おかしれっしゃ」は午後0時15分と同35分発の2回運行。クラフトメンバーが車内を菓子の箱で飾り付け、おかし切符のプレゼントや菓子つかみ取りなどを楽しんでもらう。おかしれっしゃの予約は23日午前9時から。先着80人で費用は1家族500円。予約は℡070―1791―8339。
 クラフトの巽悠介君(2年)、藤瀧碧さん(同)らは「紀州鉄道は御坊の魅力の一つ。ぜひ遊びに来てください」とPRしている。