御坊市消防本部は10日、防火に関する基準を3年以上継続してクリアした宿泊施設として、岩内のホテル「フォレストイン御坊」(今田理子代表)に、安全安心の証である金色の「表示マーク」を管内で初めて交付した。
適合表示制度は、2012年5月に広島県福山市で発生したホテル火災を受け、ホテル・旅館を対象に14年4月にスタート。収容人員30人以上、3階建て以上の宿泊施設が対象で、施設からの自主申請を受けて、消防用設備や防火管理といった消防法令と建築基準法に適合しているかを審査し、認められた施設は銀色の表示マーク(有効期間1年)が受けられる。金のマーク(3年間)は銀の3年間継続で〝昇格〟。ホームページにも掲載できる。
この日、市消防予防課の松尾富弘課長らがフォレストインを訪問し、「日ごろから他の模範となり、火災予防対策に万全を期されていることに感謝しています。消防本部にとって金色の表示マークを交付できたことは、皆さんの防火意識の高さの表れでとても喜ばしいこと。これからも従業員一人一人が防火意識の啓発に努めていただき、利用者のさらなる安心安全のため、継続して防火基準に適合するよう維持管理をお願いします」と新しいマークを交付。受け取った上出均支配人は「安全安心の証しをいただき、うれしい。防火に対するお客様の意識も高まっており、取り組みを理解してくださる方も増えています。日々の業務や年2回の訓練を通し、従業員の防火意識高揚にも努めています。これからも継続し、お客様に安心安全を提供できるようにしたい」と笑顔を見せていた。

