みなべ町の清川小学校(久保井登美校長)で9日に入学式が行われ、赤松由衣ちゃん(6)1人だけの入学となった。町内の5小学校で、入学生が1人だけとなったのは今回が初めて。同校では5年生を除く5学年がすべて1けたの児童数で、全学年が複式授業となっている。そのほかの町内の各校でも、児童数は減少傾向にある。
清川小の入学式では、由衣ちゃんが父の大地さん(33)、母の由美子さん(32)と一緒に入場。名前を呼ばれると元気よく「ハイ」と返事をし、久保井校長の前へ進んで握手した。久保井校長は式辞で「入学おめでとうございます。きょうから清川小学校の1年生になりました。1人だけで心配もあると思いますが、上級生がいますので安心して下さい。明るく元気にあいさつすること、先生の話をよく聞くこと、友達と仲良くすることの3つを守って頑張りましょう」、豊田泰猛教育長も告辞で激励し、硲伸之PTA会長も祝いの言葉を述べた。児童会長の箱木真理菜さん(6年)は「一緒に遊んだり勉強したりして楽しく過ごしましょう。運動会や学習発表会などたくさんの行事もありますので楽しみにしていて下さい」と歓迎した。
同校の各学年児童数は6年が4人、5年が10人、4年が1人、3年が6人、2年が3人。4年生は入学時は2人だったが、1人が転校したため1人となった。町内5小学校の入学者数は91人。清川を除く内訳は、南部が36人、岩代が8人、上南部が37人、高城が9人だった。過去5年間の出生人数をみると、2013年度が97人、14年度101人、15年度が80人、16年度が90人、17年度が88人となっている。

