由良町水産加工研究協議会(山口太志会長)が開発を進めている、魚の酒かす漬けの試験販売が、大引の白崎海洋公園パークセンターでスタートした。
 商品名は「紀州ゆら さけかす漬」。紀州日高沖で水揚げされたサバを同町特産のミカン果汁やピューレ、白みそがブレンドされた酒かすに漬け込んでいる。酒かすはプレミア和歌山に認定されている有田川町の高垣酒造から仕入れ。酒かす漬けの魚は焦げやすく焼き加減が難しいこともあり、商品はあらかじめ焼いた状態で真空パックして冷凍。食べる際には湯せんするか電子レンジを使えばすぐ食べられる。
 同協議会はおととし5月に設立。酒かす漬けの開発に向けては、関係団体が試食などを繰り返し、東京での試食、販売なども行った。その結果、酒の風味やミカンの甘みがほどよく漂い、酒のつまみやご飯のおかずにぴったりの一品に仕上がっている。加工は町内の主婦らでつくるゆらつくらん会(中初美会長)が担当。販売元は紀州日高漁協。1パック600円。問い合わせは同漁協衣奈浦支所℡0738―66―0111。
 協議会の関係者は「試験販売の様子を見ながら今後の進め方を検討したい」と話している。