経済協力開発機構(OECD・本部=パリ)のプロジェクト「OECD地方創生イノベーションスクール2030」に参加している日高高校の新2、3年生3人は3月15日から22日までの8日間、研修でドイツを訪問。現地の高校生と意見交換した。
訪問は和歌山クラスターのメンバーとなっている県内の高校が合同で行い、日高からは新3年生の狩谷朱音さん、新2年生の小早川ありささん、藤瀧碧さんの3人が参加した。
ドイツでは南西部のコンスタンツ市のヴェッセンベルグ高校を訪問。協働学習では、各校の生徒たちが考えてきたさまざまな課題について順番に発表。日高のテーマは女性問題。日本では依然として男女の格差があり、育休や産休が取りにくい状況で少子高齢化の原因の一つである可能性を指摘。ドイツの高校生は日本の状況に驚いた様子で、ドイツでは夫婦が数日ずつ交代に育休を取ることがあったり、生徒の名簿などは日本のように男子、女子の順番でなく男女混合になっているなどの声があった。このほか和歌山の高校からは難民問題や観光開発で発表し、ドイツの高校生は観光アプリの開発で説明した。
ドイツの生徒とはすべて英語を使って交流。狩谷さんは「観光アプリについて、観光地を自転車で回れるアプリの開発を提案し、ドイツの高校生と意見交換できてよかった」、藤瀧さんは「ドイツの生徒と英語で交流できたことで、自分に自信がつきました」、小早川さんは「人としゃべるのが苦手でしたが、今回の研修で積極性を出す第一歩になったと思います」と話している。

