印南町公民館で29日、食育と歴史の教室「かつお節学習会」が開かれ、子どもから大人まで12人が参加した。
 公民館印南分館の事業で、坂下緋美分館長が、江戸時代にかつお節作りを考え、全国に広めた角屋甚太郎、森弥兵衛、印南與市の印南漁民3人について功績を紹介。かつお節削り競争を行った。
 削ったかつお節でだしをとり、みそ汁も調理。楽しみ、味わい、ふるさとの偉人について学んだ。