4月17日告示、22日投開票の日高町長選を前に、立候補予定者説明会が26日に役場で開かれ、現職松本秀司氏(62)=1期=の1陣営だけが出席した。現時点で対抗馬のうわさや擁立の動きはなく、松本氏の初陣となった前回選挙(2014年5月)の激しい一騎打ちの戦いとは一転して穏やかなムード。8年ぶりの無投票当選の公算が大きい。
 同町長選を振り返ると、02年10月は当時助役だった故中善夫氏が、町幹部の楠新一氏との新人同士の一騎打ちを制し初当選。2期目の06年10月と3期目の10年10月の町長選はいずれも無投票となったが、3期目終了の数カ月前に死去。これに伴う14年5月の町長選では、いずれも新人の松本氏と金﨑昭仁氏が町を二分する激戦を展開。中町政を継承する松本氏が2767票を獲得し、2355票の金﨑氏を破って初当選した。前回選挙は激しい戦いとなったものの、大きなしこりも残っていないとみられ、対抗馬を模索する動きも出ていない。
 松本氏は昨年12月議会で出馬表明。1期4年間について「公約の実現は道半ば」としながらも、18歳までの子ども医療費無料化の拡大、内原・志賀の学童保育所、クエっこランドのオープン、日高中学校の大規模改修、避難広場整備(阿尾・比井)に取り組むなど、子育て支援から防災対策、産業振興など幅広い実績を残している。
 立候補予定者説明会では、小宮正昭委員長が「町の発展のため明るく公正に執行されることを望む」とあいさつ。御坊署や御坊郵便局、和歌山地方法務局御坊支局などからは選挙運動、供託の手続きなどで説明を受けた。