2017年度毎日紙上書道展の年間最優秀作品が決定し、小学校高学年の部で寺井巴菜(はな)さん(志賀小5年)の作品が選ばれた。小学生ながら古典の臨書に挑戦したことが高く評価された。寺井さんは小1の頃から書道を習っており、この紙上展での年間最優秀賞は小2の時に続いて2度目となる。「うれしいです」と喜んでいる。
寺井さんは美浜町浜ノ瀬の木村書道教室(木村美月さん指導)で書道を習っている。今回挑戦した作品は、1500年前の中国古典、「賀蘭汗造像記」の臨書で、「祖母」の2文字を書いた。母が高校で使っていた書道の本で見つけ、これまで書いたことのない書体に感動して「書の歴史、書法等の勉強をしてみたい」と挑戦したという。強い線の書体を柔らかい筆で表現するのが難しく、一カ月かけて仕上げた。講評では「のみで彫った荒々しい文字を、毛筆でうまく表現でき、名前もそれに合わせて力強くピタリと決めました。小学生で古典に挑戦した勇気に拍手を送ります」と高く評価された。寺井さんは「初めて書いた書体で大きな賞をもらえて、とてもうれしいです。これからも努力してお稽古を続けたいです」と話している。

