明治安田生命保険が、新社会人を対象に行った「理想の上司でイメージする有名人」のアンケート。男性はお笑い芸人の内村光良(53)、女性は日本テレビの水卜麻美アナウンサー(30)が1位となった。ともに2年連続のトップで、理由としては「親しみやすさ」が最も多かったという。2位以下の上位は、男性が②松岡修造③タモリ④池上彰、林修⑥明石家さんま⑦所ジョージ。女性は②天海祐希③吉田沙保里④有働由美子⑤石田ゆり子⑥深田恭子⑦いとうあさこ。多彩な顔ぶれだが、やはり親しみやすい人が多いような気がする。
 アンケートは新社会人が対象。これが30、40代だと違った結果にならないか。新社会人は不安がいっぱいの中、何でも相談に乗ってくれそうな好感度のいい人を求めがちだが、入社10年もすればそれだけでは自分の仕事に差し支えが出る。「理想の上司」には仕事に対する能力に加えて、情熱、やる気、コミュニケーション力、対応力、気遣い、頼りがい、それにカリスマ性も必要になり、ランクインも変わるように感じる。
 会社組織にいると、「理想の上司」が周囲にいるかと考えたとき、いないと思えるのが当たり前だそうだ。例えば課長でいる人は、課長としての能力を満たしていないから、そのポストにとどまっている。職責を十分に果たし、結果を出していればさらに出世しているはずで、自分の上司ではなくなっている。だから、理想とする有能な上司はいない、こういう法則が成り立つともいわれている。
 40代、社内では中堅のやや上。常に部下には「無能」と思われていると緊張感を持つことが大切であり、理想の上司を目指す努力を欠かさないようにしなければならない。(賀)