平昌五輪フィギュアスケートの男子シングルは17日、フリーが行われ、日本の羽生結弦選手が今大会、日本勢で初めて金メダルを獲得。この種目で66年ぶりとなる五輪2連覇を果たした。宇野昌磨選手も銀メダルに輝き、五輪のフィギュアスケートでは初めて日本勢が2人で表彰台に上がった。日本人として「よかった」と思った。
と言っても、16日のショートプログラムも合わせ、2人の演技をテレビで見たが、正直よく分からないというところが本音。採点競技に魅力を感じなくないが、テレビから「強い」と聞こえても、その選手のすごさの判断は難しく、筆者はゴール数やタイムで競うスポーツの方が、実のところ好みだ。
よくわからないと言えば、先日テレビで「魚の味は全て同じ」という放送を見た。和食店の料理人が目隠しをして食べたところ種類を当てられない。解説を聞くと、魚の筋肉の中にある味の成分(遊離アミノ酸)は誤差程度で、魚のおいしさは食べた時の脂の香りを感じるから。そのため脂が乗った腹の部分なら違いはあるが、筋肉が多い背の部分はほとんど同じ味しか感じないという。
近ごろ、「グルハラ」という言葉があるようだ。グルメハラスメントの略で、自分の食べ物に関するこだわりや好みを他人に押し付けること。焼き肉や鍋物の食べ方で「このタイミングで食べなくてはならない」、お寿司を「この順番で食べないとおいしくない」といったように、自分の流儀を強要するものが典型例として挙げられている。フィギュアスケートの採点は審判員が行うが、料理の味は自分。人それぞれ好みはあるし、他人の「うまい」「まずい」をどうこう言うものではない。(笑)

