印南町と御坊市にまたがる黒岩山(標高241㍍)の登山道を管理している同町のグループが、山頂付近に桜の木を植樹した。
南谷や明神川の住民有志でつくるグループの活動で、メンバーの東岩雄さん(73)によると、黒岩山は昔から小学校の行事や家族で登ったり、地元の人に愛着のある場所。1989年ごろ、地域団体の活動の一つとしてハイキングコースを整備し、99年ごろ、山頂付近に桜を植えた。その後、東さんらのグループで年に数回、南谷地内から登る道の草刈りや整備を行い、元旦のご来光や4月3日の節句を楽しんできたが、ここ3、4年前から桜が枯れ始めていた。
グループは「黒岩山登山愛好会」(湯川民男会長)と名前を付けて町役場に相談。県の補助事業で桜とツツジが植えられることになり、先月下旬から今月上旬にかけ、東さんを最年長に65歳以上のメンバー6人で下準備を行ってきた。
東さんは「子どものころから登るのが楽しみだった山。花がきれいに咲いたら地元のみんなで行きたい。元気なうちは活動を続けていきたいですね。将来はもっと桜を増やしたり、車が入る道をつけたりし、若い人にも仲間になってもらって地域の活性化につなげられれば」と話している

