県の文化表彰の表彰式が県庁で行われ、「ゴルゴ13」や「鬼平犯科帳」などで知られる和歌山市出身の劇画家さいとう・たかをさん(81)=東京都中野区=ら5人と1団体に賞状と記念品が贈られた。
 さいとうさんは1936年11月、和歌山市(旧海草郡西和佐村)に生まれ、68年から連載がスタートした「ゴルゴ13」は現在まで一度も休載することなく、ことしで50周年を迎える。今回は文化の向上発展に特に顕著な業績を挙げ、和歌山県の誇りであるとして文化賞に選ばれ、仁坂知事から賞状と記念のメダルが贈られた。
 表彰式後、さいとうさんは「自分が和歌山の生まれだったと分かったのは43歳のときで、このような立派な賞をいただいたことで、ようやく和歌山生まれだと認められた気がします。もしかしたら、(ゴルゴ13の主人公)デューク東郷は私の姿と重なるのかも。これからも頑張れる限り仕事を続けたい」などと笑顔をみせた。