バレエのコンクール、ジャパン・バレエ・コンペティション・グランドチャンピオンシップスが神戸文化ホールで行われ、御坊市薗のシュウバレエスタジオ(小前大介代表)から冨田好花さん(内原小5年)が2位に入賞。西岡真麻さん(白浜第一小4年)が10位、竹田真優さん(湯浅小6年)と森山栞奈さん(御坊中3年)が奨励賞を受賞した。竹田さんは審査員特別賞も受賞し、ボリショイバレエ学校への留学権を得た。
 昨年4月に全国各地で行われたジャパン・バレエ・コンペティションの上位入賞者が集結して競い合う、精鋭ぞろいのコンクール。2位という好成績を収めた冨田さんは、「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」の主人公リーズを踊った。「悔いの残るところはあったけれど、あとは納得のいく踊りができました。2位に入賞できるとは思っていなかったので、結果発表を聞いてびっくりしました。とてもうれしいです」と喜んでいる。
 10位の西岡さんは「タリスマン」からニリチのバリエーションを踊り、「ニリチは女神様なので表現するのが難しかったのですが、私らしいニリチをと思って踊りました」と笑顔。奨励賞の森山さんは「コッペリア」の主人公スワニルダで、「練習してきたことが少ししか発揮できずくやしい思いをしましたが、結果をしっかり受け止めて次に進みたいと思います」、審査員特別賞を受賞した竹田さんは「パリの炎」のジャンヌで、「同じ年代でもとても上手な人がたくさんいて、勉強になりました。初めて留学権を得られてうれしいです。これからも一回一回のレッスンを大切に頑張りたい」と話している。