みなべ町晩稲、㈱紀州ほそ川(細川庄三代表取締役社長)の梅菓子商品「梅札(うめふだ)」が人気番組「マツコの知らない世界」で紹介され、視聴者から注文が相次いでいる。
 16日の放送で、落語家の立川志の輔の長男竹内順平さんが出演して「梅干しの世界」を語った。竹内さんは国内外で「にっぽんの梅干し展」を開催している2人組「Bamboo Cut」のメンバーでもある。梅製品をいくつかマツコ・デラックスに紹介した中に「梅札」もあり、マツコが食べてみて「うまい」と絶賛した。
 この放送を見た視聴者らから、同社に問い合わせが殺到。放送翌日には約300件の注文が入ったという。細川社長は「テレビの影響は大きい。商品のいいPRになった」と喜んでいる。
 「梅札」は梅酢エキスを使った、長方形(1㌢×2㌢)のシート状の菓子。最初はガムのような歯ごたえだが、噛んでいくと溶けて甘酸っぱい梅の味が口の中に広がる。価格は1袋154円(税込み)。JA紀州ほんまもん産地直売所(みなべ町東吉田)、国民宿舎紀州路みなべ(同町埴田)、うめ振興館3階物産コーナー「梅の駅みなべ川村」(同町谷口)で販売している。