6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から23年の17日、神戸市はじめ各地で避難訓練や追悼行事が行われ、日高地方でも印南町で職員を対象にした防災訓練が実施された。
震災の記憶を風化させず教訓を生かしていこうと、「伝えよう、もっと伝えよう 阪神・淡路大震災の教訓を」と題し、地震発生時に身を守る3つの安全行動「まずは姿勢を低く、頭を守り、動かない」を身につける「シェイクアウト訓練」を実施。地震発生時、家具の転倒・落下物によって人的被害が生じる恐れがあるなか、まずは自分の身を守ることが最も重要とされており、訓練では庁内放送で流れる緊急地震速報のメッセージを受けて職員がデスクの下に素早く隠れた。
その後、映像を見て23年前の被災状況を確認。日裏勝己町長は「映像を見ることで当時が思い起こされましたが、一方で記憶が薄れていく恐ろしさを感じました。災害の発生は防げないが人命を守れるよう、職員には万が一の事態に対応できるよう絶えず心構えを持っておいてほしい」と話していた。

