御坊市議会新庁舎建設調査特別委員会(西本和明委員長)が11日に開かれ、新庁舎の建設場所について活発に意見交換した。移転を検討すべきとの考えを持っている委員からは「保健所周辺」や「九海士の里」などの提案もあり、今後も各委員がそれぞれ調査しながら議論を重ねた上で、特別委員会としての方向性を出していくことにした。
 執行部が市民懇話会で「現地」、「移転」双方の意見が出たことを報告。委員からも建設場所についての意見が集中した。宮路雅仁議員は「富安地内の九海士の里や、御坊保健所周辺に7000平方㍍近い土地がある。地権者の意向も聞いている」と一つの移転候補地として提案。別の委員からは「少し大げさだが、住民投票というのも一つの手。市のハザードマップの色を見たら、浸水区域になぜ庁舎を建てるのかという意見が出るのも当然」との声もあった。執行部は「浸水区域外に移転となると条例改正に議決が必要な重要案件となる。特別委員会の中で方向性を出してほしい」と理解を求めた。
 ほかにも「現地なら、庁舎だけ新しくするのではなく、中町や本町商店街の活性化などどういったまちづくりをしていくのかが大切。10年20年かかっても新しいまちづくりの方向性を出してほしい」との意見も出され、最後に山田勝人議長が「現地、移転それぞれに意見が分かれるのは当然。特別委としてもっと議論を重ねて方向性を出していこう」と話した。