寒風が吹く12月に入り、みなべ町の海岸沿いではウツボの天日干しが始まった。
 
 背開きにしたウツボに竹串を差し、タオルのように広げて干す=写真=。堺漁港でも地元漁師が「もどり」の付いた筒を仕掛けて漁獲し、荷さばき場などにつるしている。一日程度干し上げて市場などに出荷するという。唐揚げやつけ焼きにするとおいしく、酒の肴として人気がある。
 天日干しは1月末ごろまで行われ、冬の風物詩として親しまれている。