先日、大成中学校でNTTドコモの社員による、スマホやSNSについての教室が開かれた。SNSでの被害の事例を動画で紹介。日常の出来事を紹介していた女の子が自宅を特定されストーカーに訪問されたり、飲食店で悪ふざけをした動画がネット上に拡散され炎上してしまう内容。印象的だったのは、いずれも投稿者などの個人情報が特定されていることだ。
 画像から撮影場所を特定する方法はいくつかあるが、まず注意しなければならないのが、撮影場所情報が保存される機能だ。スマートフォン(スマホ)などではカメラアプリの設定で「ON」「OFF」できるが、どこまで特定できるのか筆者のスマホで試してみた。GPS情報をONにして撮影した画像の詳細情報に「地図を表示」とあり、そこをタップすると撮影場所が地図で表示された。また画像をパソコンで見てみると緯度と経度が表示され、その数値から撮影した場所を特定できた。
 撮影場所の特定は写真に写っているものからもできる。特徴的な建物や店の看板、会社名などはもちろん、電信柱やマンホールなどもその地域を示す特徴が入っていることがあり、それらがあれば大まかな住所がわかってしまう。さらに映り込みにも注意だ。鏡はもちろんサングラスや窓ガラスなどをはじめ、鏡面仕上げのものには思わぬものが写ってしまう可能性がある。1つの情報ではわからないことも、複数の情報を組み合わせればわかってくるのだろう。
 悪ふざけはすること自体が問題だが、ストーカー被害などにあわないために少しでも個人情報を特定できる情報は発信しないことが必要。何げない投稿が自分の身を危険にさらすかもしれないので、投稿の際は慎重に。    (城)