アメリカ・ハリウッドの大物映画プロデューサーが過去30年近くにわたり、多くの女優らにセクハラを行っていた事件が話題になっていたかと思えば今月上旬、兵庫県川西市で副市長が女性職員にセクハラ行為をしたとして解職された。報道によると、その元副市長と女性職員らは大阪府内のカラオケ店で出張の打ち上げの2次会を開催。女性職員はデュエットした際に「肩に手を回されたり、手を握られたりした」と市に訴えていた。
取材に行く先々やプライベートでこの話題に触れてみると、「あれはあかん」という声がほとんど。「気をつけなあかんな」と言う男性がいた一方、「え、それぐらいで? お酒の場やろ? いつからそんな時代になったの?」と不思議がる女性がおり、まだまだセクハラに対する認識には個人差があると感じた。以前、「昔はお酒の場で体を触られた女性が『セクハラとか言うのは触ってもらえない女のひがみ』と言っていた」と聞いたことがある。被害に遭った女性の気持ちを理解する男性、セクハラを行った男性を容認する女性。それぞれ意識に隔たりがある。
13日から19日までは全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間。法務省の人権擁護機関が女性の人権問題の解決を図る取り組みを強化している。そして、年末にかけての忘年会シーズン。この機会に女性の人権について考えてみてもいいのではないだろうか。ボディータッチや下ネタはもちろん、お酌やデュエットの強要を嫌に思った女性、嫌がっている女性を見たという男性はいませんか。一人で悩まず、悩ませない。組織全体で「あかんもんはあかん」というセクハラに対する意識を高めよう。 (笑)

