第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会(日本陸上競技連盟主催)が神奈川県の日産スタジアムで開かれ、南部中学校2年の小林聖君(14)=みなべ町芝=がB(中学2年生)男子砲丸投げの部で優勝を飾った。同大会での優勝は町内で初めて。小林君は「8月の全国大会では満足できる結果が残せなかったが、今大会で雪辱を果たせてうれしい」と喜んでいる。
 全国の代表45人が出場。4㌔の砲丸玉を使用し、予選と決勝で競った。決勝へは8人が進んだ。小林君はグライド投法で投げ、予選は2投目で自己新記録となる14㍍57を出して3位で通過。決勝の3投も尻上がりに記録を伸ばし、1投目で15㍍を超えて15㍍17、2投目で15㍍22、3投目で最高の15㍍42を出した。2位だった大阪の選手は15㍍07で、35㌢差をつけて見事優勝を飾った。
 小林君は「これまでファールが多かったので、立ち位置を変える工夫などに取り組み、今回の大会では優勝を目標として挑んだ。予選の2投目でいい感触だったので、手ごたえを感じた」と振り返った。顧問の眞砂貴紀教諭(29)は「8月に全国大会に出た経験がメンタル面の調整などに生かされた。技術的には課題もあるが、上半身の使い方がうまい」と話していた。
 小林君は1日に眞砂教諭らと役場町長室を訪れ、小谷芳正町長に報告。小谷町長は「小林君の活躍はみなべ町のPRにもなる。今後はオリンピックを目指して頑張ってもらいたい」とたたえた。