読売KODOMO新聞プレゼンツ第11回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ関西クライマックス大会が滋賀県東近江市で開かれ、みなべ少年野球クラブが3チームのリーグ戦で2戦全勝。北ナニワハヤテタイガース(東兵庫)と下京UVクラブに打ち勝ち、12月9、10日に東京都の神宮球場で開催されるファイナルトーナメント(全国大会)に初めての出場を決めた。
 主催はNPO法人全国学童野球振興協会。関西クライマックス大会には近畿地方の6チームが出場。3チームずつのリーグ戦が行われ、各ブロックの1位チームが全国大会の出場権を獲得する。
 みなべは初戦で北ナニワハヤテタイガースと対戦。みなべの打線が爆発し、初回に2点を先制、2回にも3点、5回には大量の7点を奪って12―1で大勝した。下京UVクラブ戦でも初回に2点、2回に1点、3回に4点を入れて7―2で快勝した。いずれも先発の平尚生から中松に継投。守備でも両試合とも無失策の固い守りを見せた。12月に開催される全国大会には各地区予選を勝ち抜いた12チームがトーナメントで競う。
 阪口好文監督は「選手のおかげで全国大会に行くことができる。目標は優勝だが、楽しく試合をしてきたい。いい経験にもなる」と話している。