12月9日に和歌山市の県立体育館で開催される県内中学2年生以下の各地域対抗バレーボール大会「第12回県ブロック選抜女子優秀選手強化練習会」に出場する日高地方選抜メンバーが決まり、1日に大成中学校で結成式を行った。昨年を含め過去に3度の優勝があるなど毎年のように上位へ進出する強豪チーム。本年度もスタッフ4人と選りすぐりの12人はチームの始動に当たり、「目標は連覇」と力強く県ナンバー1の活躍を誓った。
 日高地方選抜は越本明伸監督(南部中)、東孝俊コーチ(中津中)、西川梓沙マネジャー(丹生中)、齋藤翔太トレーナー(日高中)の4人がスタッフ。メンバーは、堺目愛和(上南部中)、鈴木美柚(日高中)、野上稀衣(同)、笹野文乃(同)、寺口萌(丹生中)、塩谷玲永(大成中)、粟津舞(丹生中)、宮田理乃(日高中)、田畑志悠(同)、橋本彩里(松洋中)、松永涼夏(同)、寺本和華(上南部中)の12選手。10月7日に選考会を開き、メンバーを決定した。全員2年生で初選出。ポジションは笹野、松永両選手がセッターで、残りはアタッカー。アタッカーの平均身長は約162㌢。
 結成式では選手一人一人が抱負を発表。主将に寺本選手、副主将には堺目、橋本両選手がそれぞれ決まった。
 初采配となる越本監督は「170㌢台の2人を含めて県内トップクラスの攻撃力があり、レシーブ力も高い。十分に連覇を目指せる戦力」と大一番へ自信をのぞかせ、主将の寺本選手も「一致団結して、声をかけ合って、優勝目指して頑張りたい」と力強く抱負。今後は今月19日に初練習を行い、他地域の選抜チームとの練習試合などを経て本番に臨む。
 大会は県バレーボール協会が中学生バレーボールの普及、将来有望な選手の発掘、育成などを目的に開催。2018年度のJOCカップ県選抜選手選考会も兼ねる。日高地方選抜は過去に第1、5、11回大会で優勝。今回は2年連続4回目のVへチャレンジする。