日高川町内で先月から軽トラックの転落による死亡事故が相次いだことを受け、御坊署は同町山間部でのシートベルトの取り締まりを強化。25日午後には田尻の県道で啓発活動を展開した。
 日高川町では9月23日に寒川地内、10月12日に上田原地内で軽トラが道路から転落。それぞれ男性が犠牲になっている。
 この日は旧川中小学校前の県道御坊中津線で取り締まりと啓発を実施し、通行する全ての車を止めて「車に乗ったら必ずシートベルト」「6歳未満の幼児はチャイルドシートをしましょう」と書かれたチラシを配布。「シートベルトをしないと危険です。ご家族にもお伝えください。安全運転お願いします」と意識高揚を訴えた。
 また、今月16日には御坊市内で横断歩道を歩いて渡っていた男性が車にはねられて死亡する事故も発生しており、同署は山間部だけでなく国道42号での取り締まりも強化中。歩行者や自転車利用者にも「夕暮れ時、夜間にお出かけのときは明るい色の服装で反射材を身につけましょう」と呼びかけている。