地域の安全に力を尽くした人をたたえる一般財団法人JP生きがい振興財団の地域安全功労者表彰は本年度、県内で唯一、北野口地区自主防犯組織隊隊長の米原史夫さん(75)=御坊市野口=が受賞した。平穏な地域社会のために貢献し、警察に多大な協力をした地域住民として受賞。18日、御坊署で伝達が行われた。
警察官らの福利厚生を支援したりしている同財団の表彰で、本年度の受賞は全国で警察職員11人、地域住民13人。米原さんは犯罪などの抑止に尽力した功労がたたえられた。
米原さんは御坊市内の犯罪多発をきっかけに2004年3月、北野口地区自主防犯組織隊を結成。隊長として活躍しており、週末の夜間パトロールや小学生下校時間帯の交差点での見守りを続けている。警戒活動に県内初の青色回転灯を装備した車両(青パト)を導入し、14年には野口小学校校区内通学路防犯安全マップを作成。県内で先駆的な活動を行っている。
御坊署署長室で太田清太郎署長が表彰状を伝達。「地域の皆さんの地道な活動で犯罪は減っています。米原さんらのボランティア活動のおかげ。とても頼もしく、これからも連携し、協力よろしくお願いします」と一層の活躍に期待を寄せ、米原さんは「たいへんうれしく思います。受賞は隊員や関係の皆さんのおかげ。近年は犯罪も減り、不審者の声かけもないと思う。パトロールのとき、交番からパトカーが来てくれると、みんなの士気も上がるし、効果も大きい。これからも頑張って続けていきたい」と力を込めた。

