14日宵宮、15日本祭りを迎える日高川町土生の土生八幡神社の秋祭りで、合祀(ごうし)以来107年ぶりに神輿が中津川地区に入る。
 中津川地区には大神宮(高岸)、八坂神社(牛王)、里神社(森)、滝の宮(山之神)の4社があったが、1910年に土生八幡神社に合祀された。以降、中津川地区に神輿が来ることはなかったが、今回、数年前から始まった頭屋巡りとして、お渡りの途中に立ち寄ることになった。
 時間は15日午後1時半ごろからで中津川地区までトラックで運び、地区内を練り歩き農業会館前に鎮座する。同地区では「107年の時を経て神さまがお里帰りすることになります。区民で温かく盛大にお迎えしたい」と話している。