秋季近畿地区高校野球大会県2次予選の組み合わせ抽選会が26日、和歌山商で開かれた。同予選は30日に開幕。8校が近畿出場(上位2校)をかけてトーナメントで激突し、本紙エリア勢の初戦の対戦カードは和歌山南陵が智弁和歌山、日高中津が星林にそれぞれ決まった。
 全試合、会場は紀三井寺公園野球場。県下新人戦ベスト4の智弁和歌山、箕島、和歌山東、星林と、県1次予選を勝ち抜いた和歌山南陵、近大新宮、高野山、日高中津が出場する。
 優勝、準優勝校は、10月21日から大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムで開かれる秋季近畿地区高校野球大会に県代表として出場。同大会は来春の選抜出場校を選ぶ際の重要な参考資料となる。
 和歌山南陵、日高中津とも新人戦では初戦の2回戦で敗退したが、県1次予選で巻き返した。県1次予選で和歌山南陵は4者連続本塁打を記録するなど打線が好調。創部2年目で初の県2次予選進出を果たした。初戦の相手は強豪となるが、近畿出場へ期待が膨らんでいる。日高中津も2試合連続2桁得点と勢いに乗っており、活躍が楽しみだ。