子どもたちの将来なりたい職業としてユーチューバーなどネットへの動画投稿者が人気だ。ソニー生命保険が全国の中学生を対象に実施した将来なりたい職業のアンケートで、4位のプロスポーツ選手を抜いて3位に入っている。
最近はユーチューバーも芸能人と同じような扱いになってきており、テレビ出演することもあればニュースで取り上げられることも多い。筆者自身もユーチューバーの投稿動画をよく見ている。テレビで再生できる機器を使っているが、最近では地上波よりネット動画を見ることの方が多いくらいだ。
動画の内容は他ジャンルにわたる。ゲーム実況、おもちゃなどの商品説明、さまざまなことに挑戦する「やってみた」や「歌ってみた」「踊ってみた」など。ヒカキンや「はじめしゃちょー」など再生回数が100万回を超える人気投稿者の動画は、内容もそうだが、字幕が入っていたり、編集がしっかりしていて見ている人を飽きさせない工夫を凝らしている。
収入を得る仕組みは動画の再生前に流れる広告を視聴者に見てもらったり、ページ上の広告をクリックすることで発生するとのこと。人気投稿者は年収数億円にもなるようで、おもちゃを紹介している小さな子どもも数千万円を稼いでいるというので驚かされる。
一方、最近、警察官に砂糖を覚醒剤だと勘違いさせる動画を投稿した夫婦が偽計業務妨害の疑いで逮捕された。初期投資も大して必要なく、視聴数が少なくても損失があまりなく、当たれば一獲千金と、魅力的なユーチューバー。子どもたちが憧れるのも分からなくはないが、視聴数のために違法行為に手を染める投稿者が増えないことを願いたい。 (城)

