9歳年下の弁護士とダブル不倫疑惑が週刊誌で報じられた民進党の山尾志桜里元政調会長が7日、同党へ離党届を提出した。ニュース速報でもその件は伝えられたが、安全保障を脅かす近隣国の核実験などと比較すればそれほどの価値があるネタのようには思えず、「あっ、そうですか」くらいの感想だった。
ただ、路上キス写真、妻が妊娠中にタレントと不倫、重婚・同僚議員との不倫疑惑、新幹線内で手をつないでいる写真やホテルの同室にいたという報道などが次々と明るみに出るなかで、また出てきた疑惑。「もう、ええ加減にせえ」と怒りたくもなってくる。とくに山尾議員は「保育園落ちた、日本シネ」を取り上げて子育て中の女性を味方につけておきながら、「週4回密会」。その他のことでも鋭く政府を追及してきたが、攻守交替となったときには「国民は納得すると思いますか」などの質問にも無言だったという。育休を推進しておきながら不倫した宮崎謙介元衆院議員もそうだが、「言動不一致」の政治家が、政治への信頼を損なっている。
不倫の事実はないとしている山尾議員だが、これを証明するのはほぼ不可能だろう。既婚の筆者がホテルから女性と2人きりで出てきたとする。その女性と週何回も会っているところも見られた。「取材」なんて説明が通るわけがないのは誰にでも分かる話。「文春砲」が連発される昨今、責任のある仕事をしているならば疑われない防御策を講じるのは当たり前で少なくとも脇の甘さは責められる。
お金も信用がなければただの紙切れ。いくら選挙で選ばれた政治家であっても、「信」なくばただの人、何もできやしない。もっと自覚を持って行動してもらいたいものだ。 (賀)

