JA和歌山県農主催の営農指導員成果発表会が和歌山市のJAビルで開かれ、JA紀州日高川販売営農センターの寺口徹センター長が最優秀賞を獲得。12月に開催されるJA営農指導実践全国大会の近畿ブロック大会進出を決めた。 
 県内8JAの各組合長から推薦された代表8人が1年間を通じて行った地域の生産振興に向けた取り組み内容を発表。近畿ブロック大会に進む最優秀賞1人のほか、優秀賞2人が選ばれた。
 寺口さんは「日高川流域における農業振興の取り組みについて」をテーマに、センターとして推進品目を明確にし、部会と連携しながら面積拡大・栽培技術の向上、農業所得の安定・生産の拡大に取り組んだ成果を発表。「ゆら早生」「不知火」「ハウスミニトマト」「レタス」「ハウスウスイ」について生産量や販売額を向上させた実績をアピールし、「JA総合事業を最大限に発揮できるよう、私たち営農指導員が将来の農業展開を想像し、行政や生産者とともに問題意識を共有し、取り組んでいくために自ら提案、実行していきたい」と力を込めた。