第62回全国高校軟式野球選手権和歌山大会(県高野連主催)の決勝が24日に上富田町の上富田スポーツセンター野球場で行われ、南部が宿敵の新宮を4―1で下して2年ぶり11回目の優勝を飾った。中盤以降に小刻みに得点を重ね、主戦坂口が完投勝利。8月1、2日に滋賀県大津市の皇子山球場で開かれる近畿大会に出場する。
 序盤は両チームとも無得点だったが、南部は5回に先頭の龍神が四球で出塁。岩本がバントで送り、山川が右前打を放って1死一・三塁。続く谷村の時にワイルドピッチで1点を先制した。6回にも磯本が四球、片山が送り、坂本の2ゴロで2死三塁とし、坂口の右前適時打で1点を加えた。7回には1点を返されたものの、8回には磯本が左前打、片山が右越三塁打、坂本も中越三塁打の3連打を放って2点を加点してリードを広げた。守っては主戦坂口が被安打5で相手打線を1失点に抑えて投げ切った。
 池田哲也監督は「3年生が3人だけの若いチーム。秋の新人戦では1回戦で負け、春の大会でも決勝で新宮に敗れていた。締めくくりの夏に優勝することができて成長したと思う。近畿大会では南部の野球を思い切り出し、悔いの残らないようにしたい」、武田僚大主将も「近畿ではチャレンジャーとして1戦ずつ精いっぱい戦い、優勝して全国大会に行けるように頑張りたい」と抱負を話していた。近畿大会では1回戦で立命館(京都)と対戦。優勝校は全国大会に出場できる。