近畿地方の梅雨明けが発表された19日、みなべ町では夏の風物詩の梅の天日干しが始まった。
農家が収穫した梅を塩漬けにしたあと、天日に干して梅干しに仕上げる作業。天気が安定して炎天下となる夏の土用ごろから始まることから「土用干し」とも呼ばれる。セイロと呼ばれるプラスチック製などのざる(約1㍍四方)に梅をびっしりと並べ、ひっくり返しながら数日間かけて干し上げる。最初は黄色っぽい梅が、日光を浴びることで赤みを帯びてくる。秋ごろまで行われる。干し上がった梅干しは大きさや品質ごとに選別し、加工業者らに一次加工品として出荷する。
晩稲の崎山文男さん(66)も「ことしは不作傾向で、玉太りもいまいちだった」と話しながら作業していた。

