第99回全国高校野球選手権和歌山大会6日目の18日、第1試合の2回戦では紀央館が昨年の準優勝校で有力校の1校に挙げられる箕島を1点差で下し、見事5年連続の初戦突破を果たした。紀央館は初回に積極果敢な攻撃で先制すると、追加点の本塁打も放ったエース・石方が素晴らしい投球を披露。8回1死から46分間の降雨中断もものともせず、箕島の反撃を許さなかった。
箕島
000100000 1
11000000 × 2
紀央館
紀央館は初回、先頭の湯川が左中間二塁打。垣内のバントで1死三塁とすると、中野の中前適時打で1点を先制した。1番から打者3人、全て初球、わずか3球で1点を奪い、試合の主導権を握った。
2回の攻撃は先頭の石方が内角のボールを強振。右越えへ大会第8号となる本塁打をたたき込み、リードを2点に広げた。3回以降は打線が沈黙。6回には中野の左中間二塁打と中村の左前打で無死一、三塁と好機をつくるも、この場面から登板した箕島2番手・中川に三振、四球、三振、二ゴロで抑えられ、追加点を阻まれた。
石方は立ち上がりこそ制球に苦しんだが、3回まで1安打無失点で切り抜けた。4回1死二塁から二塁手前でバウンドが変わる不運な中前適時打で1点を返されたものの、5回は1死一塁から一直併殺で再びリズムを取り戻した。6回、安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負うも決定打を許さず、8回1死からの降雨中断後も中飛、四球、中飛と危なげない内容。最終回は3人でぴしゃりと封じた。6回途中から無安打、散発4安打の快投を見せ、昨年の秋季県予選1回戦で敗れた相手にリベンジした。
紀央館打線は箕島の中西、中川に計14三振を喫し、7安打に抑えられるなど本来の力を発揮できなかったが、エースの投打にわたる活躍で3回戦へ進出。3回戦は大会8日目の21日、第3試合(午後2時~)で和歌山工と激突する。

