美浜町役場で14日、「地域おこし協力隊」の委嘱状交付式が行われた。
 地域おこし協力隊とは、地方自治体が都市住民を受け入れ、非常勤職員として雇用し、産業の振興や住民の生活支援など地域活性化に向けた活動に従事してもらいながら地域への定住、定着を促進する制度。美浜町では昨年度から募集を始め、千葉県松戸市出身の小林康世さん(40)の採用が決まった。美浜で地域おこし協力隊の委嘱は初めて。煙樹海岸キャンプ場内にあるアンテナショップMIHAMAのスタッフなど町の活性化に関する業務を担当する。
 主に岡山県でスーパーのスタッフや広島県で造船業の現場監督に従事してきたという小林さんはネットでの募集が目に留まり、「風景がよく、すごくいいところ」と応募。「アンテナショップや道の駅は、展示場のようなもの。そのまちのことがよく分かる」と、産品販売所を巡ることが趣味の一つといい、地縁も血縁もない美浜町に興味を示した。13日に松戸市から引っ越し。これから単身で吉原の美浜合同宿舎に住み、「地元の野菜をはじめ、おいしいものを全国に発信したい。私生活でも趣味のSNSを使って、美しい景色とかをPRできれば」と意欲を見せている。
 交付式では森下誠史町長から委嘱状が手渡され、「担当課も含めて意思の疎通を図ってやっていきたいので、よろしくお願いします」と激励も受けた。