わかやま夏の交通安全運動がスタートした11日、県と交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会の街頭啓発が、オークワロマンシティ御坊店前で行われた。
 御坊署員や県と日高地方の市町職員、交通安全関係団体のメンバーほか、県警マスコット「きしゅう君」、紀央館高校の生徒らが参加。買い物客にチラシやティッシュなどを配り、地域ぐるみでの意識高揚を呼びかけた。
 運動は20日までの10日間で「子供と高齢者の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」「歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」の3項目が重点。自転車で通学しているという紀央館高校の生徒会長で3年の堀田一喜君(18)は「日ごろからスマホやイヤホンの〝ながら運転〟はしないようにしています」と話し、「以前、事故に遭ったことがありますが、注意はいくらしても、しすぎということはありません。事故に遭わない、起こさないよう、この機会にあらためて気を引き締めてもらいたい」と熱心に活動していた。