ハスをまちいっぱいに咲かせて地域活性化につなげようと、御坊市藤田町の北吉田蓮保存会(佐竹成公会長)は10日から、市内の主要施設へ舞妃蓮と大賀ハスの鉢植えの設置をスタート。初日はまちの玄関口であるJR御坊駅の正面入り口横に1鉢ずつを置いた。今後、公共機関や交通量の多い個人宅など協力を得ている約30カ所に飾る計画で、ハスのまち御坊をアピールしていく。
北吉田蓮保存会は、「御坊市を蓮の街に」をテーマに取り組んでおり、市が昨年度に創設したボランティア団体の活動に補助を出して支援する「協働事業」に採択され、20万円の助成を受けて舞妃蓮と大賀ハスの種と鉢のオリジナル栽培セットを製作。軒先に飾ってもらおうと、5月には一般の希望者32人に配布していた。鉢植えをもっと広めていこうと、多くの人が利用する施設や目に付きやすい場所を保存会メンバーがピックアップ。それぞれに協力を依頼し、快諾してもらった。
トップで訪れたのは、まちの玄関口であるJR御坊駅。佐竹会長ほかメンバー5人が舞妃蓮と大賀ハスを1鉢ずつ入り口横に設置した。舞妃蓮はすでにつぼみを付けており、4、5日後には美しい大輪を咲かせそう。佐竹会長は「多くの人に観てもらって、御坊がハスのまちであることを知ってもらいたい。街中にハスをいっぱい咲かせ、まちおこしにもつなげていきたい」と期待を込めた。御坊駅の阪本道信副駅長は「ハスを広めたいという保存会の皆さんの熱意に共感しました。御坊市の活性化に少しでも協力していきたい」と話していた。
今後は市民文化会館や紀州鉄道紀伊御坊駅、寺内町会館、主要県道沿いの個人宅などへ順次設置する。保存会が植え替えを行い、毎年きれいな花を咲かせていく。

