みなべ町清川、山岳競技施設「梅の里ボルダリングウォール」の昨年度利用者人数が、3831人だったことが分かった。本年度は6月末までの3カ月間ですでに2100人となるハイペース。人気の背景には、3年後に開催される東京オリンピックの追加種目となったことや気軽に楽しめることなどがあり、口コミで広がっているという。
 平成27年に開催された紀の国わかやま国体で使用された施設を町が買い取り、廃校した清川中学校の体育館に移設した。高さ5㍍、幅23㍍で、本格的にプレーできる施設となっている。ルールはホールドと呼ばれる凹凸に手や足をかけて登る競技。難易度別に約30のルートが設定されており、初心者から上級者までプレーを楽しめる。
 周辺市町などのほか、大阪や滋賀など県外からも利用があり、大半が口コミで知ったという。人気の理由としては東京五輪で追加種目に登録され、テレビコマーシャルなどでもボルダリング競技の映像を見る機会が増えたことなどがある。県内には公共のボルダリング施設は少なく、気軽に利用できることも大きな要因となっている。
 基本的に月・水・金・土曜日は一般開放し、使用料100円とシューズの貸し出し料100円が必要。火・木曜日は無料体験日。毎月第2木曜日は事前申し込み者のみの教室となっている。体育協会のボルダリング部や地元のスポーツクラブのメンバーらがルールなどを説明してくれる。時間は午後6時半から9時半までとなっており、誰でも参加できる。詳しくは町教育委員会℡0739・74・3134。