田辺市中芳養の田辺体操教室(川間大志代表)に通う印南町の坂井孝成君(稲原小5年)、俊紀君(同小2年)兄弟が、1日に和歌山市中之島の県立体育館で開かれた平成29年度県ジュニア体操競技選手権大会(県体操協会主催)に出場。弟の俊紀君がCⅠの部で3位、兄の孝成君はCⅡの部で6位に入賞した。5位以内の成績を収めた俊紀君は、9月16、17日に同所で開かれる近畿ジュニア選手権大会に出場する。CⅠの部男子での日高地方からの入賞と近畿大会出場は初めて。
各部門合わせて29人が出場。2人はこの大会が公式戦初出場。種目は床、あん馬、跳馬(CⅠは跳び箱)、鉄棒の4種目で行われ、CⅠの部では9人が出場。弟の俊紀君は得意の跳び箱から始まったが、着地で大きく動いてしまい思った以上に点数が伸びず、続く鉄棒でも演技最後で落下してやり直しとなり、大幅減点。前半での総合成績は8位と苦しい立ち上がり。後半は床からスタート。バック転へ移行するための動作ロンダート、バック転、宙返りを鮮やかに決め、種目トップの得点をたたき出し、あん馬でも練習ではほとんど成功しなかった旋回7回を見事に成功させ、種目3位の高得点、総合3位に盛り返し、近畿大会出場を決めた。賞状を手に喜びいっぱいで「前半はミスが続いてしんどかったけど、絶対に取り返してやろうと思って切り替えました。苦手なあん馬で高得点が取れてうれしかったです。近畿ではミスのない演技をしてもっと上を目指したい」と意欲的に話していた。
孝成君が出場したCⅡの部は、部門最多の13人が出場。前半が鉄棒と床、後半にあん馬と跳馬が行われ、5位の選手にわずか0・8ポイント及ばなかった。孝成君は「床の着地ミスなどで得点があまり伸びませんでした。来年は必ず5位以内に入り、近畿に出場したい」と雪辱を誓った。

