キリンビール㈱が設立した公益財団法人キリン福祉財団の本年度子育て応援事業に、日高地方の2団体が採択され、27日に御坊市中央公民館で助成金の贈呈式が行われた。
美浜町が拠点の「子連れdeしごと推進会HIDAMARI」と御坊市で活動する「さわや(茶話家)」の民間2団体。HIDAMARIに28万円、さわやに30万円が助成された。
HIDAMARIは子育て中の母親たちが拠点の古民家に集まって子どもを遊ばせながら内職したり、地元産の果物を使ったドライフルーツをオリジナル商品として販売するなど活発に活動。今回の助成は「主婦(夫)の2時間しごとプロジェクト」で応募。庭の草引きや美浜町のブルーベリー農園から収穫作業を受注しており、より働きやすいように一時的な託児費に充てる。このほか母親の就労をテーマにしたセミナーの開催も計画している。
さわやは、「孤独な育児をしない」をテーマに子育て中の母親らで昨年5月に発足。湯川コミュニティセンターで毎週木曜日午前10時からサロンを開いている。子育ての不安や悩みを気軽に話し合っているほか、ベビーマッサージやタッチケア、弁当を食べる会などさまざまな活動を展開。必要な経費はこれまですべて自分たちで出し合っていたが、今回「子育てサロン事業」で助成に応募しており、今後は子どもの遊具の購入や親子で楽しめるイベントも検討している。
贈呈式では、キリンビール㈱和歌山支店の見澤保規支店長、キリン福祉財団の太田健事務局長から目録が贈呈された。HIDAMARIの山田知代代表は「HIDAMARIの活動で元気な社会になるよう貢献していきたい」、さわやの松本かずみ代表は「地域とのつながりを作っていきたい」と話している。

