日高川町西原にある日高高校中津分校(池田尚弘校長)では同町のシカ肉PRへ、2年生の女子3人が中心となり、8月に有田川町の飲食店でオリジナル料理を提供する。23日にはメニューとなる「シカ肉と梅の冷製パスタ」を試作。今後、改良を重ねて完成させる。
 もともと生徒たちで料理を考え教諭の知人が経営する有田川町の多国籍料理バル「サカズラ」でレシピのみ提供する予定だったが、8月中のランチで生徒自らが調理して提供する機会を与えてもらい、23日はその際の料理を試作した。
 調理は2年生の東さくらさん(御坊市)、水原沙弥香さん(日高町)、井手段なゆさん(日高川町)の女子3人が中心となり、他の生徒もサポート。料理は、南高梅と和風出汁で作ったソースとパスタをからめ、オクラやトマトなどの夏野菜と、低温で長時間茹でて柔らかくしたシカ肉を添えた。
 23日は試作第1号を作り試食。「酸味があっておいしい。シカ肉も柔らかい」とおおむ
ね好評だったが、細かな味付けなどで意見を交わした。東さんは「さっぱりして夏に最適。シカ肉はヘルシーなので特に女性の方に喜んでもらえそう」と話していた。今後も改良を進めるとともに、7月6日に和歌山市で開かれる県のジビエ料理講習会に参加し、講師に意見を求める。
 販売は8月中の土日を予定。同店は夜営業のみのため、昼間店を借りてランチ営業する。レシピの提供は「鹿しゃぶ」「鹿の燻製肉」となっている。