和歌山県内のシルバー人材センター登録会員数が平成28年度に全国トップの伸び率になったことに大きく貢献したとして、日高町シルバー人材センター(湯川正雄理事長)が、県シルバー人材センター連合会から表彰状を贈呈された。日高町では28年度会員の伸び率が17・2%となり、県内で海南市の19・4%に次いで2位となっていた。
 日高町シルバー人材センターの総会が20日に農村環境改善センターで開かれ、席上で県シルバー人材センター連合会の下直正事務局長から湯川理事長に表彰状が伝達された。
 下事務局長によると、全国の登録会員数は100万人を目指して取り組んでいるが、平成28年度は72万人を割り込んで減少。そんな中、和歌山県は、前年度比220人増加の4601人。伸び率5%は全国1位で初の快挙。今回、同連合会に加盟のシルバー人材センター22団体のうち、会員数増に著しく貢献した海南市や日高町のセンターなど5団体が表彰を受けた。日高町では、28年度当初に64人だった会員が、年度末には11人増えて75人となった。会員が一丸となって会員増を目標に掲げ、入会を勧めるよう声かけ運動を展開。敬老会などではパンフレットを配布し、新たにPR幟も作製して、事業への理解を深める活動にも力を注いだことが、会員増につながったとしている。受賞に際して湯川理事長は「これもひとえに関係各位、役員、会員の一致団結のたまもの」とし、「新年度も会員の親睦を深め、活力ある地域社会をつくるため頑張っていきたい」と力を込めていた。
 新年度事業計画では、会員数80人、作業件数250件に目標設定。安全作業と事故防止対策、ボランティア活動の参加なども行っていく。前年度に日高地方で初めて導入したワンコインサービスは継続。新たに安全パトロールを年2回実施し、町から委託を受けて家具転倒防止器具の設置も行う。
 同町のシルバー人材センターは、おおむね60歳以上の会員となる高齢者の就業をサポートし、生きがいづくり、社会参画の機会を提供しようと、平成26年7月に設立し4年目。仕事の依頼を受けて草刈りや清掃、伐採、家事手伝いなど時給制で請け負っている。