御坊商工会議所が運営する魅力発信スペース、御坊寺内町会館(中町2丁目)の展示物が20日からリニューアルされ、これまでの御坊祭祭礼道具から日本一短いローカル私鉄の紀州鉄道を紹介するグッズなどが並んでいる。中にはレアなプレートなどもあり、鉄道ファンから人気を呼びそうだ。
 貴重なグッズは鍵付きのショーケースで展示。「日高川―御坊」のプレート、レールのくぎ、異常を知らせるための発雷信号、衝突防止の表示板、切符の日付印字機、運転ハンドル、つり輪など普段はなかなか見られない物がずらりと並んでいる。このほか鉄道のジオラマ、昭和53年の特急くろしおの座席と運転シートなどユニークな品がたくさん展示されている。日程は未定だが、紀州鉄道紀伊御坊駅の大串昌広駅長の講演会も計画している。
 偉人コーナーには、御坊の造り酒屋「いせ屋」の四男に生まれ、政治家として活躍した田淵豊吉さんを追加。大正9年に衆議院議員に初当選し、20年近い政治生活はいずれの政党にも属さず、孤軍奮闘しひたすら理想の政治を追求した。愛用の杖や日記、演説集などが展示されている。片山隆館長は「紀州鉄道の昔の写真パネルの展示も計画しています。貸していただける方は協力お願いします」と呼びかけている。