ファミリーマートカップ第37回全日本バレーボール小学生大会県大会が17、18日に県立橋本体育館で開催され、男女混合の部で由良アタッカーズが見事優勝。8月7日から東京体育館等で開かれる全国大会出場を決めた。決勝は和歌浦(和歌山市)を2―0のストレートで破り、31年ぶり3度目の全国切符獲得となった。日高勢では女子の部で川辺ひかりが準優勝、南部が3位入賞と全国には一歩届かなかったが、健闘が光った。
 男女混合は7チームがトーナメントで争った。由良は1回戦で宇久井マーリンズ、準決勝で吉備をいずれも2―0で下し、2日目の決勝へ。優勝をかけた一戦は、和歌浦と対戦。第1セットから一進一退のシーソーゲームとなったが、拾ってつなぐ由良の本領を発揮し、エース中本が力強いスパイクを決め、21―19で先取。第2セットも堅実なレシーブとセッター橋本のトスワーク、全員のサーブも冴え21―19で勝利。終わってみればストレートで栄冠を手にした。
 洲崎忠司監督は「飛び抜けたチームがなく、どこにもチャンスがある中、ミスがほとんどなくつなぐことができたのが勝利につながった。エース、セッター、ブロッカー、レシーバー全員が積み重ねた練習の成果を出してくれたし、控えの選手も大きな声でレギュラーを後押しして、10人全員で勝ち取った優勝です。創部45周年(9月)の節目に花を添えてくれました」と選手をたたえ、「本番まで2カ月近くあるので、もう一度基本から鍛え直し、まず1勝を目標に頑張りたい」と笑顔で話していた。
 男女混合では日高中津も2回戦で上富田を2―0で下したが、準決勝で和歌浦に0―2で敗れた。
 女子の部でも日高勢が健闘。川辺ひかりは2回戦で上名手を2―1、3回戦で新宮を2―0、準々決勝は印南はまゆうとの地元対決を2―1で勝利。準決勝も貴志南をフルセットの末2―1で粘り勝ちし決勝へ。全国切符をかけた一戦は、強豪STARS(海草)に0―2(11―21、13―21)で敗れたが、宇和、山本のアタッカー2人が強烈なスパイクとサーブで得点するなど好プレーを見せた。前田栄一監督は「決勝は完敗だったが、フルセットの試合を3度勝て、粘り強くできたのがよかった。これからにつながる経験ができた」と収穫が大きかったことを強調した。
 南部は2回戦で美里、3回戦で丸栖、準々決勝では名田ソレイユを2―0で下すと、準決勝はSTARSと対戦。エース中内、レフト坂本、ライト竹中のアタッカー3人が多彩な攻撃を見せ、第1セットを21―18で先取。第2セットも好勝負を演じたが、16―21で取り返されると、最終セットは6―15で敗れ、悔しい3位となった。石上貴一監督は「内容はよかったが、仕上がりで少しの差が出た。卒団生や保護者らの大声援の後押しのおかげで好ゲームができて感謝していますし、選手たちは自信につながったと思う」と今後の巻き返しを誓っていた。
 このほか、印南はまゆうは2回戦で粉河、3回戦で亀川を下してベスト8入りしたが、準々決勝で川辺ひかりに1―2で惜敗。名田ソレイユも2回戦で那智ウイングス、3回戦で浜宮を2―0で破り8強入りしたが、準々決勝で南部に敗れた。日高は中貴志、内原は楠見、美浜ひまわりは三輪崎、御坊つばさ(棄権)は串本にいずれも初戦で敗退した。男子の南部も初戦で浜宮に0―2で敗れた。