男子バスケットボール「Bリーグ」の王者を決めるプレーオフのチャンピオンシップが行われている。21日までに2戦先勝方式の準決勝があり、川崎(中地区1位)と栃木(東地区1位)の決勝進出が決定。27日に東京・国立代々木競技場で一発勝負で対戦する。
 テレビのハイライトやニュースでしか見ていないが、準決勝の2カードはともに1勝1敗の接戦となり、第2戦終了後に引き続き行われる前後半5分ずつの第3戦で決着。わずか10分間の戦いで明暗が分かれる第3戦はとても面白かった。川崎―東京は川崎が第1戦に勝ったが、第2戦は残り12秒で逆転されて1点差で黒星。第3戦は前半に3点のリードを許して折り返し、後半に逆転して逃げ切った。栃木―三河では第1戦に敗れて後がない三河が第2戦、最大で19点のリードを奪う。残り3分で栃木に同点とされたが、三河が逃げ切って1勝1敗。最後までもつれた第3戦は残り2秒で栃木が2点を勝ち越した。
 筆者は高校時代、バスケ部に所属。箸にも棒にも掛からないレベルだが、いまでもほぼ週1回汗を流し、年2回リーグ戦に参加している。そのリーグ戦が22日に開幕。ここ数年の成績は下位が続いているが、今季こそはとメンバーの士気も高まっている。日高地方ではミニ(小学生)男子で御坊BBCjrが3月に全国大会に出場。新年度になり、日高も好成績を残している。中学校では日高女子が紀南大会で優勝。6月の県大会に出場する。3日からは高校の県総合体育大会(インターハイ予選)。Bリーグチャンピオンシップのような熱戦、盛り上がりに期待しつつ、さらなる地元バスケチームの活躍を願いたい。     (笑)