つい先日まで寒かったが、すっかり春の陽気になってきたというか、もはや昼間は夏のよう。冬場は枯れたような姿の桜の木も美しい花を咲かせるなど、草木が一斉に成長し始め、生命の力強さを感じる季節でもある。
以前も紹介したが、自宅の軒先で育て始めてもうすぐ丸3年になるオリーブの木がある。ホームセンターで苗木を購入して、素人ながら鉢植えに挑戦。実がなるよう違う種類の2本を育てているが、どちらもちゃんと生きているのか、よく分からないほどあまり成長しない。枯れてはないので、まあ大丈夫だろうというレベルである。
そんなオリーブだが、ことしの冬は寒さがこたえたのか、葉が茶色くなったり落ちたりして、いつもより一層元気がなかったように見えて心配していた。そこでちょっと土壌を改善しようと、インターネットで育て方をあらためてチェック。アルカリ性土壌を好むそうなので、2月ごろにとりあえず石灰をまいて肥料もやった。ついでに大して枝は伸びていないが、剪定(せんてい)も。オリーブは元々樹勢が強いので、剪定の際にはすかすかになるぐらいまで枝を切るのがよいらしく、思い切ってチョキ、チョキ。切った枝は挿し木に挑戦しているが、それはまた別の機会に紹介したい。
以後、毎日経過を観察しつつ、土が乾けばたっぷり水やり。すると土壌改善と剪定がよかったのか、数日前から新芽が至る所にちょぼちょぼと出始めているではないか。これは結構うれしい。肝心の実が収穫できるのはまだいつのことか分からないが、オリーブの新芽に春を感じるとともに、植物を育てる楽しさにも目覚めるきょうこの頃である。(吉)

