第49回近畿中学生バレーボール選抜優勝大会(近畿バレーボール連盟主催)が25、26日に大阪府交野市で開かれ、日高女子が3位入賞。同校初、県勢でも10年ぶりのベスト4入りとなった。
 各府県から選抜された32チームが出場し、トーナメントで熱戦。日高は初戦で大阪3位の城南を2―0で破り、2回戦で兵庫3位の豊岡南を2―1、準々決勝で滋賀2位の明富を2―0、準決勝は大阪1位で同大会5年連続の優勝を決めた強豪金蘭会に0―2で敗れた。
 近畿の舞台に緊張し本来の実力を出し切れなかったものの、アタッカーの西川と鈴木を中心とした攻撃で、強豪城南などを撃破。金蘭会戦では巧みな攻撃でアタッカーを封じられ、強豪校の威圧感に練習してきた対策も発揮できず、1セット目7―25、2セット目9―25で敗れた。吉田尚史監督は「3位は上出来だが、選手たちが緊張せず本来の調子を出せれば金蘭会戦でも2桁の得点は狙えた。ただ全日本トップレベルのチームのベストメンバーと戦えたことはいい経験になった」と話している。
 このほか地元勢では大成女子が彦根東、建国を破り四天王寺に敗れてベスト8、大成男子は初戦で豊中十四に敗れた。日高女子のメンバーは次の皆さん。
 吉田尚史(監督)、原朋未(コーチ)、寒川幸久、廣﨑遼(以上マネジャー)、西川湧、新野花奈、瀧本知香、澤田奈七、加藤菜乙、楠井智沙、笹本明日香、鈴木美柚、笹野文乃、木下彩芽、野上稀衣、田畑志悠、宮田理乃、中野樹、藤本奈夢、深海虹色、三好希愛