2019年に放映予定の「東京オリンピック(1964)」がテーマのNHK大河ドラマに御坊の偉人、和田勇氏を取り上げてもらおうと、御坊市や御坊商工会議所など19団体でつくる「和田勇顕彰会」が発足。14日に御坊商工会館で設立総会が開かれた。今後は一致団結して地元から盛り上げながら、プロモーション活動等を積極的に展開して御坊の偉人を全国に発信していくことを確認した。
2019年のNHK大河ドラマは、1912年に日本人が初参加したストックホルム大会から1936年のベルリン大会を経て、1964年の東京オリンピック開催実現までの激動の52年間を、「あまちゃん」を手がけた宮藤官九郎さんのオリジナル脚本で痛快・壮大に制作されることが決まっている。日本が苦難の時代を乗り越えて開催された東京オリンピックは、御坊市名誉市民第1号の和田氏の努力がなかったら実現しなかったといわれるほどで、ストーリーに描いてもらおうと官民一体で取り組んでいくことにした。
構成団体は、市、商議所のほか、市商店街振興組合連合会、JA紀州、紀州日高漁協、市観光協会、御坊・御坊南・御坊東の3ロータリークラブ、御坊・御坊中央の両ライオンズクラブ、御坊青年会議所、市文化協会、和田氏ゆかりの地の名田町祓井戸区、男女共同参画推進グループ、紀陽銀行御坊支店、きのくに信用金庫御坊営業部、市小中学校校長会、市教育委員会。設立総会では、柏木征夫市長が「御坊ロータリークラブ等の尽力で和田勇氏をこれまでも顕彰してきたが、さらに大きくしてまちを挙げての取り組みにしていこう」と地元の機運を盛り上げていく決意を示した。顕彰会の会長に吉田擴御坊商議所会頭、副会長は川瀬和男、阪本仁志の両副会頭を選出。吉田会長は「市と一緒に地元の盛り上がりとプロモーション活動を積極的に展開し、郷土の偉人・和田勇氏を全国に発信していこう」と呼びかけた。
今後は、PR用のリーフレットやピンバッジ、クリアファイルの作製に取りかかるほか、6~7月に市民文化会館で和田氏に詳しい人らを招いてシンポジウムの開催、NHKへのPR活動を行っていくことを決めた。市では当初予算に和田勇氏の顕彰事業として312万7000円を計上している。

