美浜町は、新年度事業で老朽化した旧みはま幼稚園の園舎解体撤去を計画している。昭和44年に完成、同58年に増築された園舎は、古い建物に耐震性がなく、大地震で倒壊すれば現在学童保育施設となっている増築部分にも被害を及ぼす恐れがある。議会3月定例会に提案の一般会計当初予算に古い建物の取り壊し費用約1600万円を計上しており、早期に児童の安全確保を図る方針だ。
旧みはま幼稚園は昭和44年完成の建物(西側)、同58年増築の建物(東側)とも鉄骨等造り平屋建て。2つの建物は隣接している。平成20年3月の幼稚園閉園後、耐震性に問題のない東側の建物は和田小学校児童を対象とする学童保育「友遊クラブ」の施設として活用しており、遊戯室、職員室、保育室などがあった西側の建物は利用していない。友遊クラブには本年度、約40人が通っており、昨年春には危険な建物の解体撤去を求める要望が保護者らから教育委員会へ出され、議会でも早期の取り壊しを望む意見が上がっていた。
町では昨年の議会6月定例会に解体撤去の設計費を計上し、事業に着手。新年度は工事費が認められしだい事業を進めていく。解体撤去部分の広さは園舎全体約550平方㍍のうち約390平方㍍。取り壊し後は運動場となる。工事は学童保育の行事などに影響が出ないように調整しながら実施する方針だが、万一の時に備えて早期の完成を目指す。

