県内の公立高校で1日、卒業式があり、日高地方でも日高、紀央館、南部の各校で行われた。卒業生たちは、校長や来賓らから祝福、激励の言葉をしっかり受け止め、3年間の思い出と感謝を胸に、夢や目標に向かって新たなスタートを切った。
日高 普通科155人、総合科学科77人の合計232人。上田優人校長は江戸時代の米沢藩主、上杉鷹山の「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」を紹介。「皆さんはこの先、思い悩んだり失敗することもあると思います。しかしやればできる。やれば可能性が生まれる」と為せば成るの精神で、さまざまなことにチャレンジしていく重要性を強調。「これまでの高校生活で、チャレンジするための必要な基礎的要素を身につけました。日高での経験やさまざまな取り組みへの心意気を忘れず、成し遂げた活動に自信を持って社会に出てください」とエールを送った。
同日午後から中津分校と定時制でも行われ、分校30人、定時制20人が巣立った。
紀央館 吹奏楽部の演奏する「威風堂々」に合わせ、拍手の中を卒業生191人(普通科154人、工業技術科37人)が入場。兒玉佳世子校長は「君達が活躍していく社会はグローバル社会で、地球規模で情報が行き交う」と昨今の世相について述べ、「人はさまざまな人々や仕事との出会いの中で成長する。知識・技術を磨くと同様、心の力を育ててほしい。豊かな心とは多様性を受け入れる寛容さを持った弾力ある心。たくましく人生を生き抜いてほしい」と激励。金子みすゞの言葉「みんな違って、みんないい」をはなむけに贈った。在校生を代表して生徒会長の堀田一喜君(2年)が送辞、卒業生を代表して田中準君が答辞を述べた。

